【It】ー”それ”と訳したら、終わりー
こんにちは！
むたんです
今日は、
It
こいつについて
解説していきたいと
思います！
あなたは、
文中でIt が出てきた時、
どう訳していますか？
普通は、「それ」
と訳すと思います
でも、入試問題の文中では
「それ」と訳せないit
がしばしば出てきます。
このItの正体、
分かりますか？
高校英語では
そのようなitが
いくつか出て来ますし、
大学受験には
必須級です。
このItの正体がしっかり
頭に入ってないと
・読解で詰まる
・英文和訳で間違える
・文法問題を落とす
つまり、
Itひとつで
あなたの入試本番の
答案が崩壊する
かもしれないのです。
しかし、この記事では
高校英語で絶対に
押さえておきたい
訳せないItについて整理し、
その判別方法についても
お話ししていきます！
「一体、そんなIt,
何個あるの？」
と身構えたあなた！
ご安心ください！
いくつかと述べましたが
たった3つだけです！
ですが、どれも
結構苦手としてる人が
多いので
しっかり頭に
叩き込んで
いってください！
① 形式主語のIt
1つ目は、
形式主語のItです！
聞いたことはありますよね。
It is sunny.
晴れている。
このItも形式主語のItです。
しかし、
受験でよく出るパターン
はこちらです。
It surprised Bob that
she had left for America.
彼女がアメリカに行ってしまった
ことは、ボブを驚かせた
英語は、
長すぎる主語を嫌います。
だからItを
仮の主語
に置き、
本当の主語を後から
that節で繋げるのです。
上の例文だと、
「she had gone to America」
が本当の主語ですね
形式主語と言うと
難しそうなので
仮の主語だと
覚えておきましょう。
② 形式目的語のIt
主語だけではなく、
目的語でも仮のものとして
itが使われます
例文です。
I think it natural
that he get ungry.
彼が怒るのは自然だと思う。
think の直後に仮の目的語it
が置かれ、本当の目的語が
後にthat説をとって
登場しています。
動詞の直後に
それと訳せないitが
登場した時は
形式目的語と考えて
問題ないでしょう。
③ 強調構文の一部
最後は
強調構文の一部です！
強調構文も、
知らずに受験すると
悲惨なことになるので
よく勉強しましょう。
例文から見てみましょう
It is john
that broke the window.
窓を割ったのはジョンです
「It is」と「that 」の間に
強調したい内容を
挟むことで作れます
しかしこの形は、
①の形式主語のitと似ていて
見分けづらいですよね？
しかし、簡単に見分ける
方法があります
that節の後ろを見て
・文章にどこにも抜けがない
場合は形式主語
・文章にどこか足りない箇所が
ある場合は強調構文です
形式主語のitの例文を
もう一度みてみると
It surprised Bob
that she had left for America
that説の後ろは
「she had left for America」と、
抜けのない完全な
文章になっています。
しかし、強調構文は、
It is john
that broke the window.
that節の後ろが
「broke the window.」
主語が抜けていますね。
主語が抜けている場合
目的語が抜けている場合等
様々ですが
強調構文の後ろは
完全な文章にはなりません。
いかがでしたか？
この3つさえ覚えていれば
itが訳せない時でも
戸惑うことはありません！
振り返ってみましょう
それと訳せないitは、
①形式主語のit
②形式目的語のit
③強調構文の一部
のいずれかです！
では、早速
I think it's natural that
if you work hard, you'll pass.
訳せないitの例文です。
訳してみてください！
できましたか？
次、自分で勉強中
訳せないitが出た場合には
どれかじっくり
考えてみてください
それでは！
See you again!
